愛媛県が国際会議の誘致が可能な施設の整備を目指す県民文化会館南側の県有地について26日、審査委員会の2回目の会合が開かれました。
参加資格を満たした民間事業者はなかったことが確認され、県は早ければ3月中旬にも再募集を開始する見込みです。
県民文化会館南側の県有地を巡っては、県が国際会議などMICE機能を持つ施設の整備を検討していて2月13日が民間事業者の事業提案の締め切りでした。
県によりますと4つの事業者から参加表明があったものの、実際に応募があったのは1件のみ。
これについて県は26日、県庁で行われた2回目の審査委員会で「資金調達のめどがたっていないなどの理由から、参加資格を確実に満たしていると言えないと判断した」と委員に報告し了承されました。
このため県は再募集を早ければ3月中旬から開始したいとし、期間を4~5か月程設ける見込みということです。
また前回の応募が少なかったことから、予定地で必要な埋蔵文化財の調査費を県が負担することなど民間事業者がより応募しやすいように検討を進めるとしています。